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UXデザイナーになるために必要な経験とスキル

UXデザイナーはユーザーの体験を設計することを目的とした職業です。ユーザーの視点に立ち、サービス全体を通じた一貫した体験を創り上げるこの職業には、特有のスキルと経験が必要です。この記事では、UXデザイナーになるために必要な経験とスキルについて詳しく解説します。


※この記事はアジケが配信している「ポッドキャスト」をもとに作成しています。
ポッドキャストもぜひ聞いてみてください。

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目次[非表示]

  1. 1.UXデザイナーの役割
  2. 2.必要な経験
    1. 2.1.デザインの基礎知識
    2. 2.2.実務経験
    3. 2.3.ユーザーリサーチの経験
  3. 3.必要なスキル
    1. 3.1.洞察力
    2. 3.2.問題解決力
    3. 3.3.コラボレーション能力
    4. 3.4.推進力
  4. 4.スキルアップの方法
    1. 4.1.実践的な経験を積む
    2. 4.2.継続的な学習
    3. 4.3.フィードバックを受ける
  5. 5.まとめ



UXデザイナーの役割

まず、UXデザイナーの役割について理解しましょう。UXデザイナーは、ユーザーの体験全体を設計する重要な役割を担います。

具体的には、ユーザーがどのようにサービスを利用し、どのような感情や行動を取るかを考え、それに基づいてサービスを設計します。主要な業務には以下のようなものがあります。

▼具体的な業務:

  1. カスタマージャーニーマップの作成:ユーザーの一連の体験を視覚的に表現します。
  2. ペルソナの作成:ターゲットユーザーの典型的なプロファイルを作成し、ユーザーの行動やニーズを理解します。
  3. リサーチ:ユーザーインタビューや観察、ユーザビリティテストを通じてユーザーの実際の行動や反応を収集し、サービスの改善に役立てます。


必要な経験

UXデザイナーになるためには、以下のような経験が役立ちます。


デザインの基礎知識

多くのUXデザイナーは、グラフィックデザインやウェブデザインの経験があります。つまり、デザインに関する基本的な原則やツールの使用方法を理解していることが多いです。デザインのバックグラウンドは、UXデザインの実践においてもとても役に立ちます。


実務経験

実際のプロジェクトでUXデザインの実践経験は非常に重要です。ペルソナやカスタマージャーニーマップを実際に作成し、プロジェクトに組み込むことで、理論を実践に変えるスキルを磨くことができます。


ユーザーリサーチの経験

ユーザーリサーチの経験も重要です。インタビューや観察を通じてユーザーのニーズや問題を深く理解することが、UXデザインの質を高める鍵となります。


必要なスキル

UXデザイナーには、以下のようなスキルが求められます。


洞察力

ユーザーの行動や感情を深く理解するための洞察力は、UXデザイナーにとって不可欠なもの。ユーザーの課題を見つけ出し、根本的な原因を探る能力が求められます。


問題解決力

UXデザインは、ユーザーの問題を解決することが目的です。そのため、クリティカルで抽象的な問題を特定し、効果的な解決策を提案する能力が必要です。


コラボレーション能力

UXデザイナーは、多くの関係者と協力してプロジェクトを進めます。開発者やマーケター、プロジェクトマネージャーと円滑にコミュニケーションを取りながら、ユーザー体験を改善していく能力が求められます。


推進力

プロジェクトを前進させる推進力も重要です。新しい手法やアイデアを試し、小さな失敗を恐れずにチャレンジし続ける姿勢が、成功への鍵となります。


スキルアップの方法

UXデザイナーとしてのスキルを向上させるために、以下のような方法を参考にしてみてください。


実践的な経験を積む

実際のプロジェクトに参加し、UXデザインの手法を適用する経験を積みましょう。現場での実践を通じて、理論だけでは得られない実践的なスキルを身につけることができます。


継続的な学習

UXデザインに関連する書籍や記事を読み、最新のトレンドや手法を学び続けることが重要です。オンラインコースやワークショップに参加することで、専門知識を深めることもできます。


フィードバックを受ける

自分のデザインに対するフィードバックを積極的に求めましょう。他のデザイナーやユーザーからの意見を取り入れることで、デザインの質を向上させることができます。


まとめ

UXデザイナーになるためには、デザインの基礎知識や実務経験、ユーザーリサーチの経験が必要です。また、洞察力、問題解決力、コラボレーション能力、推進力といったスキルも重要です。これらの経験とスキルを磨くためには、実践的な経験を積み、継続的に学習し、フィードバックを受けることが大切です。今後はぜひ、これらを意識して業務に取り組んでみてください。


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ajike丨UX Design
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”仕組みのデザイン”をテーマにUXコンサルティング、事業デザイン、UI/UX改善などを手がけるデザイン会社 ▼仕組みのデザインとは? 課題解決や価値創造が、局所的ではなく持続的に循環していくサイクルそのものをつくることです。例えば「DX」も仕組みのデザインのひとつ。教育現場や製造現 場、店舗など多数の場所においてDXの推進等を支援しています。