UXデザインのコンサル会社を選ぶ際のポイントと依頼の流れ

UXデザインとは、商品・サービスの利用を通して顧客が得るすべての体験をデザインすることです。

商品開発においてUXデザインは重要なプロセスの一つであり、商品・サービスの成功には欠かせません。

しかし、自社リソースだけでUXデザインを適切に進めることが難しい場合は、コンサル会社に頼ることも一つの選択肢です。

UXデザイナーのなかには、「UXデザインのコンサルを検討している」「コンサル会社の選び方を知りたい」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

この記事では、UXデザインのコンサル会社を選ぶ時のポイントについて詳しく解説します。

目次[非表示]

  1. 1.UXデザインのコンサル会社の選び方
    1. 1.1.①実績
    2. 1.2.②サービス内容
    3. 1.3.③対応スピード
  2. 2.UXデザインをコンサル会社へ依頼する流れ
    1. 2.1.①課題の明確化
    2. 2.2.②コンサル会社の選定
    3. 2.3.③見積・提案依頼
  3. 3.まとめ


UXデザインのコンサル会社の選び方

UXデザインの重要性が認知されつつある今日では、コンサルティングを請け負う会社が数多くあります。

コンサル会社を選ぶ際は、実績やサービス内容が自社に合っているか見極めることが大切です。

ここでは、UXデザインのコンサル会社の選び方を解説します。

①実績

UXデザインを依頼するコンサル会社を選ぶにあたり、実績は重要な判断材料となります。

コンサル会社の実績は、自社商品の成功につながる提案をしてくれるかを見極めるポイントとなるため、注意してチェックすることが大切です。

過去の実績を公開しているコンサル会社であれば、自社と近しい規模・業種の案件に関わったことがあるかを確認できます。

また、実績が多いコンサル会社は、UXデザインに関する知識やノウハウを豊富に蓄えている可能性があるため、有力な候補となります。

②サービス内容

提供するサービス内容や強みは、コンサル会社によりさまざまです。

一時的な課題解決や事業の改善だけではなく、将来を見据えて自社に合った提案をしてくれるかが判断のポイントになります。

なかには、短期的な売り上げの向上や表面上の課題の改善に向けた提案をする会社もあります。

しかし、単発的なプランは企業にとってかえって損失となる場合もあるため、注意が必要です。

自社の状況をトータルで分析・把握して、最適な戦略を立ててくれるコンサル会社を選ぶようにしましょう。

③対応スピード

UXデザインは課題の把握や商品の設計など、多くのプロセスを順番に進める必要があります。

商品・サービスのトレンド変化が早い現代では、対応スピードが重要です。

UXデザインに伴うプロセスの多くは、コンサル会社が請け負います。

しかし、対応スピードが遅ければプロジェクト全体の進行に影響を及ぼすため、コンサル会社を選ぶ際は注意が必要です。

一般的には実績が豊富なコンサル会社であれば、効率よくプロジェクトを進めるノウハウを持っています。

また、すべてのデザイン工程を一任できるコンサルであれば、スムーズに目標達成できる可能性があります。


UXデザインをコンサル会社へ依頼する流れ

UXデザインのコンサルティングを請け負う会社は多くあり、それぞれで細かい部分で違いはありますが、大枠での依頼までの流れは共通しています。

UXデザインをコンサル会社に任せる場合は、依頼までの流れを把握しておくとスムーズに話が進められます。

ここでは、依頼する流れを紹介します。

①課題の明確化

コンサル会社へ依頼する前に、まずは自社の課題を洗い出して明確化する必要があります。

課題が明確でない場合は、依頼内容が曖昧になり、コンサル会社の絞り込みが難しくなります。

また、自社で解決できる課題とコンサル会社に解決してもらいたい課題の区別をつけるためにも、明確化は大切です。

具体的な課題と目標を提示することで、不足しているリソースや目標達成に向けた動きを把握できます。

②コンサル会社の選定

自社の課題を解決へ導いてくれる可能性があるコンサル会社を複数ピックアップして、自社に最も合っている会社を選定します。

それぞれのホームページでこれまでの実績やサービス内容、対応できる範囲などを確認できます。

実績や事例が公開されていない場合は、過去にそのコンサル会社を利用したことがある会社に直接聞いてみるのも効果的です。

自社と異なる視点を持つコンサル会社を選ぶことで、意外な解決策が見つかる可能性があります。

③見積・提案依頼

選定したコンサル会社に見積・提案を依頼し、自社に合った内容かを判断します。

依頼の際は、対応の早さや提案内容の具体性を見ておくと実際のスピード感や分析力を推し量ることができます。

提案内容や担当者との相性、費用が自社の方針に沿っている場合は、契約を交わしましょう。


まとめ

この記事では、UXデザインのコンサルについて以下の内容で解説しました。

  • UXデザインのコンサル会社の選び方
  • UXデザインをコンサル会社へ依頼する流れ

商品・サービスのトレンドがすぐに移り変わる現代では、競合との差別化を図るために顧客体験を重視したUXデザインが不可欠です。

しかし、重要性を理解していても自社だけではUXデザインを進められないケースも少なくありません。

適切にUXデザインを進めるためには、コンサル会社の力を借りることも一つの選択肢です。

実績と経験があるコンサル会社であれば、自社の状況や課題に合った提案をしてくれるため、スムーズに課題を解決できる可能性があります。

アジケ』は、UXデザインパートナーとして「本質的な課題を見つける」「正しい解決策を創る」という2つの枠組みで、貴社の本質的な価値創造をサポートします。

局所的な課題解決や価値創造だけではなく、創り出した価値が持続的に循環する仕組みのデザインをアジケでは目指しています。

UXデザインをコンサル会社へ依頼したいと考えている方は、この機会にぜひお気軽にお問い合わせください。


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ajike丨UX Design
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”仕組みのデザイン”をテーマにUXコンサルティング、事業デザイン、UI/UX改善などを手がけるデザイン会社 ▼仕組みのデザインとは? 課題解決や価値創造が、局所的ではなく持続的に循環していくサイクルそのものをつくることです。例えば「DX」も仕組みのデザインのひとつ。教育現場や製造現 場、店舗など多数の場所においてDXの推進等を支援しています。