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UI/UXデザインとは?それぞれの違いや設計のポイントを紹介

日々変化するユーザーのニーズに応えるため、UI/UXデザインが多くの企業で取り入れられています。

UI/UXデザインは、商品・サービスの質はもちろん、利用することで得られる顧客体験を決定づける重要な要素です。

適切に取り入れることで、ユーザーのニーズに沿った商品・サービスを提供でき、満足度の向上につなげられる可能性があります。

担当者のなかには、「UI/UXデザインについて調べている」「それぞれの違いや設計時のポイントについて知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、UI/UXデザインの概要や違い、設計時のポイントについて詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. 1.UI/UXデザインとは
    1. 1.1.①UI(ユーザー・インターフェース)
    2. 1.2.②UX(ユーザー・エクスペリエンス)
  2. 2.UIとUXの違い
  3. 3.UI/UXデザイン設計のポイント
    1. 3.1.①ユーザー視点を忘れない
    2. 3.2.②ゴールを明確にする
    3. 3.3.③ペルソナを設定する
    4. 3.4.④デザインの基本原則を意識する
    5. 3.5.⑤検証を繰り返す
  4. 4.まとめ


UI/UXデザインとは

UI/UXデザインは役割が異なるため、適切に取り入れるためにはそれぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

ここでは、UIデザインとUXデザイン、それぞれの概要を紹介します。

①UI(ユーザー・インターフェース)

UI(ユーザー・インターフェイス)とは、一般的にユーザーと商品・サービスをつなぐ接点のことをいいます。

単純な見た目ではなく、ユーザーが実際に触れる部分すべてがUIであり、日常のあらゆるものに存在しています。

例えば、Webサイトやアプリケーションであれば、画面内に表示される文字やフォント、ボタンなどがUIの一種です。

UIはユーザーにとっていかに見やすくて使いやすいかが重要であり、商品・サービスの価値を決める重要な部分でもあります。

②UX(ユーザー・エクスペリエンス)

UX(ユーザー・エクスペリエンス)とは、ユーザーが商品・サービスを通して得られるすべての体験のことをいいます。

UIはユーザーが触れる部分の設計が主な役割であるのに対し、UXは商品・サービスの認知から購入、廃棄に至るまでの一連の流れを設計するというものです。

Webサイトやアプリケーションの場合は、商品・サービスを利用することで得られる楽しさや心地よさなどがUXに当たります。

単純な機能性だけではなく、商品・サービス購入後のカスタマーサポートや対応などがユーザー体験に影響します。


UIとUXの違い

前述したように、UIは商品・サービスと顧客をつなぐ接点であり、UXは利用することで得られるすべての体験のことをいいます。

UIとUXは全く異なるものですが、混同して認識されているケースも珍しくありません。

UIとUXが混同される理由としては、UIがUXの効果を向上させるための重要な要素だからだといえます。

UIはあくまでUXを構成する一つの要素ですが、優れたUXをデザインするためには優れたUIが必要不可欠です。

UIの質が不十分であると、必然的にUXの質も低下してしまいます。

ユーザーによい体験をしてもらうためには見た目のよさだけではなく、操作性や機能性を意識することが大切です。


UI/UXデザイン設計のポイント

UI/UXデザインは、ポイントを押さえてプロジェクトを進めることで、よりユーザーのニーズに沿った商品・サービスを提供できるようになります。

ここでは、UI/UXデザイン設計のポイントを5つ紹介します。

①ユーザー視点を忘れない

機能性が優れていても、操作性や視認性が悪ければユーザーは定着しません。ユーザーの視点に立ち、使いやすく心地よい体験になるように設計することが大切です。

②ゴールを明確にする

ゴールを明確にしないままプロジェクトを進めてしまうと、中途半端な仕上がりになる可能性があります。

獲得ユーザー数の目標や売上目標を設定しておくと、プロジェクトの方向性が決めやすくなり、より優れたデザインに仕上がります。

③ペルソナを設定する

商品・サービスが、どのようなユーザーに利用されるかを明確にする必要があります。

年齢や性別、職業や居住地など、具体的にペルソナ像を設定することで、ニーズに沿った商品・サービスを開発できます。

④デザインの基本原則を意識する

デザインの基本原則(近接、整列、対比、反復)を意識することで、より分かりやすいデザインにできます。

基本原則に沿ったデザインやレイアウトは、ユーザーの混乱を招きにくく、伝えたい情報を的確かつ効率的にユーザーに届けられます。

⑤検証を繰り返す

UI/UXデザインは商品・サービスが完成して終了ではなく、常に改良していく必要があります。

実装後も注意深くユーザーの動向を観察し、必要に応じて改善を繰り返すことで、日々変化するユーザーのニーズに対応できます。


まとめ

この記事では、UI/UXデザインについて以下の内容で解説しました

  • UI/UXデザインとは
  • UIとUXの違い
  • UI/UXデザイン設計のポイント

UIデザインとUXデザインは近しい役割を持っていますが、似て非なるものです。

顧客体験を設計するうえではいずれも必要不可欠であり、適切に取り入れることでよりユーザーに選ばれる商品・サービス開発ができます。

ポイントを押さえて段階を踏んでプロジェクトを進め、、関係者全員で協力することが大切です。

アジケ』では、事業成果に大きく影響するUI/UXについて、デザインパートナーとして最良のデザインを共創いたします。

既存のWebサービス、アプリの改善はもちろん、新しいサービスを上流の戦略部分からアウトプットを作成する過程まで一貫したチームで伴走します。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

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ajike丨UX Design
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”仕組みのデザイン”をテーマにUXコンサルティング、事業デザイン、UI/UX改善などを手がけるデザイン会社 ▼仕組みのデザインとは? 課題解決や価値創造が、局所的ではなく持続的に循環していくサイクルそのものをつくることです。例えば「DX」も仕組みのデザインのひとつ。教育現場や製造現 場、店舗など多数の場所においてDXの推進等を支援しています。