
デザインの対象を「仕組み」へ
こんにちは。アジケ PRチームの説田です。最近私たちはデザインの対象をさらに深め、「仕組み」そのものの創出、「仕組みのデザイン」に取り組んでいます。
背景としては、企業や事業、また社会に対して資産となる仕組みをつくり、社会課題を解決したい、そして味気ある世の中をつくりたいという強い想いがあります。
仕組みのデザインで提供価値の総量を増やしたい
仕組みのデザインとは、課題解決や価値創造が、局所的ではなく持続的に循環していくサイクルそのものをつくることです。
15年弱デザイン会社として様々な企業の事業課題にに携わってきた一方、私たちが今提供しているデザインが「局所的な課題解決になってないか?」という問いがありました。
背景には、ここ数年地方の企業や行政の方よりご相談をいただくことが増え、その中で強く解決したいと感じる課題が世の中に非常に多くあることを実感しているということがあります。
例えば、地方では、人口減少による人手不足や都市への人口流出、教育の機会格差などの課題があります。これらは特定の地域において特別にに発生するのではなく、各所で共通して発生するケースが多々あります。これら1つ1つに対処しようとすると、非常に時間を要します。
こういった課題を仕組みで解決するものの代表者が政治や企業のイノベーションなわけですが、いまそういった仕組みづくりにもデザインの視点や態度、アプローチが強く求められていると日々感じています。
課題の根っことなる部分の仕組みをデザインの観点をもってつくることにより、局所的な課題解決ではなく、提供する価値の総量を増やしたい。極論、課題に直面する度に私たちが行動せずとも、仕組みが各所で利用され、解決するサイクルできることを理想としています。
ジャーニーを実現する仕組みそのものからデザインする
企業が世の中に提供するサービスやビジネスについても同様です。
今までユーザー体験の向上のために人のサービス利用前後の行動、所謂カスタマージャーニーをデザインの対象としていましたが、描いたジャーニーを実現するにはそれを支えるよりよい仕組みや構造そのものをデザインすることが必要です。
具体的な事例でいえば、多様なステークホルダーが関わる局面や複雑な業務プロセスにおけるDXの推進、新しいビジネスモデルの模索などにおいては、このように考慮していくことが効果的であると実感してます。
仕組みのデザインを実施した事例について詳しくは以下のnoteをご覧ください。
アジケの事業のOnsen*も人の入浴習慣という仕組みをつくることを考え設計してます。
仕組みのデザインLab、はじめます
社会に対して資産となる仕組みをつくっていきたい、そんな想いからnoteのマガジンにて「仕組みのデザインLab」をはじめます!
アジケが収集する身近な仕組みのデザインや考察はもちろんのこと、みなさんのnoteの中から「これはいい仕組みのデザインだな」と思うコンテンツもこのnoteマガジンにピックアップさせていただきます。
また、資産を少しずつつくっていけるよう、様々なアクションを始めていきたいと思ってます。
「まだ構想段階だけど何か一緒にアクションをしたい」というご相談も大歓迎です!一緒に味気ある世の中をつくっていきましょう。ご連絡はこちらよりお願いします。
今回、仕組みのデザインについて簡単にご紹介しましたが、その他のアジケが考えるデザインの意味、プロセスなどについては会社紹介資料でもご紹介しています。
会社紹介資料のダウンロードはこちらより。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!
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アジケは、サービス/事業を成功させるために、そもそも何を課題と捉え、どのような価値をユーザに提供することが必要か?など、表層部分のデザインだけではなく、事業戦略やデザイン組織づくりから、デザインパートナーとしてご支援させて頂いています。