事例
オムロン株式会社

新規事業の種を生み出す人材を。
デザイン型人材育成 実践型コーチング

講義・ワークショップ・実践型コーチング研修でデザイン型人材のマインドセットとプロセスをインストール

 

事業成長を目指す担当者が直面する課題は、正解がない中で事業を推進しなければいけない難しさです。
課題を特定し、検証を繰り返すことができる「デザイン型人材」の育成に向け、10名のメンバーの方への講義・ワークショップの実施と、4名のメンバーへの実践型コーチング研修を実施。

その場限りで終わるインプットのみの研修ではなく、実務に繋がる実践型のプロセスとフレームワークを提供し、コーチとして並走する現役のサービスデザイナーがアウトプットに対してFBを行うことで、担当者自身で目の前の壁を1つ1つクリアしながらスキルアップを図る研修を実施しました。

研修後は、個々のスキル状況をコーチが分析・課題や強みを言語化/数値化することで、第三者視点での組織のデザイン型人材のスキル状況を見える化し、今後の組織や個人としての目標設定やアクションプランの提案を行いました。

アプローチ方法

コーチング研修の目的は、組織として「デザイン型人材」を育成できる土壌を作ること。
担当者個人に対するコーチングと合わせ、責任者の方に向けた組織としての状況分析/改善方針のご提案を実施し、一過性の人材育成ではない、個人と組織の両方へのアプローチを実施しました。

「デザイン型人材」の5つのマインドセットの講義

「デザイン」に関する基本的な概念や知識から「デザイン型人材」に必要な5つのマインドセットについて講義形式でインプットを実施。「課題を発見し、解決する」ために必要な姿勢や考え方、知識、プロセスなどを現役のサービスデザイナーが実例を交えて講義を行いました。ワークショップに入る前に、「デザイン」という抽象的な概念の認識を合わせ、小さな疑問や不明点を解消し、意識付けを行ってから実践をスタートするアプローチを実施しました。



「課題発見」をテーマにした実践型ワークショップ

今回は「課題を正しく捉えること」をメインテーマとしたワークショップを実施しました。発生している「問題状況」から解くべき課題を「正しく捉える」ために、必要な観点やプロセス、フレームワークを2日間のワークショップを通してレクチャーし、その場でアウトプットとフィードバックを繰り返すことで、知識として「わかる状態」から実務で「できる状態」への橋渡しを行うアプローチを実施しました。




コーチング研修と現在地の見える化

コーチング研修では、4名の方を対象にワークショップで学んだプロセスやフレームワークを反復し、修得するためのテーマを提供。2チームに分かれ、ユーザーインタビューやサービスブループリントなどのフレームワークを活用し、課題発見の一連のプロセスを自走。
途中の中間報告の場では、実践する中での疑問や質問に対して、コーチであるサービスデザイナーが回答&フィードバックを行うことで、「実践を通して壁にぶつかること」→「サポートを受けながら自力で乗り越えること」を研修の中で体験するプロセスを実施しました。
研修後は、コーチが個人個人のスキル状況や課題、強みを言語化/数値化し、見える化することで、ご自身の現在地を認識し、目標設定やアクションプランの設定につなげるアプローチを実施しました。


Project overview
- Service name:デザイン型人材を育成する 課題発見力向上研修
- Service detail:デザインの力を必要とする企業に向けた課題解決のできる人材を育成する研修プラン
- Client:オムロン株式会社

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