アジケが普段行っているデザインプロジェクトの進め方を踏まえたプロセスやアウトプットのご提案と、日本総研様ならではの制約を踏まえたご意見やご要望の受領を繰り返しながら、ディスカバリーチームにとって理想的なプロセスを探っていきました。
柏木さん
まさにその成果で、最終的に「ちゃんと(実務で)使えるもの」ができあがったと思います。
というのも、今まで一般的なデザインプロセスについて学び、試行してきたものの、はっきり見えていなかった部分、何とかその都度手探りでカバーしていた部分がとても多かったんです。「本当にこのやり方で正解なのか?」という疑問がぬぐいきれなかったといいますか……。
でも今回はアジケさんと議論を重ねる中で、今のディスカバリーチームにとって最適となるベストプラクティスを導き出すことができました。
蝶採さん
このデザインプロセスはあくまでも現時点のものですので、時代のニーズやビジネス環境の変化に合わせて、どんどん継続的にブラッシュアップしていく必要があると思っています。
ベースとなるデザインプロセスをこれからも常にアップデートしながら、取り組むプロジェクトごとに独自のルールなどをプラスアルファして、柔軟に運用していきたいですね。
※インタビュー当時2023年7月の状況を掲載しております。
組織デザイン
株式会社ローソン銀行では、2021年度から、提供する各種サービスのUI/UXデザイン品質を高めるための取り組みに注力しています。アジケは初期段階からプロジェクトに伴走してさまざまな社内の仕組みづくりを支援すると同時に、UI/UXデザインの基本的な考え方やノウハウが学べる研修プログラムを提供しています。 今回はプロジェクトを主導する「UX+(グロース)チーム」メンバーのみなさんに、実際に研修を受講した感想と、社内でどのような意識の変容が起きているかを語っていただきました。
株式会社ローソン銀行では、2021年度から、提供する各種サービスのUI/UXデザイン品質を高めるための取り組みに注力しています。アジケは初期段階からプロジェクトに伴走し、プロセスの体系化や品質向上のために必要な社内の仕組みづくり、具体的なサービスの品質改善などを広く支援しました。
電子機器・部品のメーカーとして知られるオムロン株式会社には、事業を通じて社会的課題を解決しよりよい社会の実現を目指すべく、新規事業創出に取り組む専門組織「イノベーション推進本部」(IXI/イクシィ:Innovation eXploring Initiative)があります。アジケでは2023年5月より、従業員のエンゲージメント向上に取り組むために新設されたエンゲージメント推進部のプロジェクトを支援しました。HR領域の課題をUXデザインでどのように解消しようとしたのか、担当者のお二人にお話をうかがいました。