【勉強会開催レポート】デザインシステム研修を実施しました

10月某日、新人研修として「デザインシステム研修」を実施しました。

オンラインにて実施したこの研修は、企画当初は新人のための研修でしたが、社内に実施のお知らせをしたところ、「参加したい！」というメンバーが多数発覚！

そのため、全社員参加可能研修として実施し、なんと社員の半数以上が参加するという結果となりました。

今回は研修の趣旨や内容、質疑応答の内容などを盛り込んだレポートになります。

アジケはUI/UXデザイン、サービスデザインを得意とするデザイン会社です。年間30％以上金融業界の企業様のプロジェクトを進行させていただくことが多いのですが、その中でも近年、特に「デザインシステム構築・運用」についてのお問い合わせをいただくことが多くなりました。そのため、アジケのベテランメンバーだけではなく、新人も入社後すぐ、デザインシステムに関連するプロジェクトに携わるケースが増えてきたため、研修として実施する運びとなりました。

研修は主に下記の5つのパートに沿って行われました。

1. デザインシステムとは？
2. デザインシステムの構成要素と構築方法
3. プロジェクトとしてのデザインシステム（事例、考え方・進め方　など）
4. ワーク
5. Q&A
   

デザインシステムってそもそもなに？と思われる方も多いと思います。

デザインシステムの定義からデザインシステムの目的や構成要素、各要素においてのポイントなど基礎的な内容をいまいちどおさらいしました。

デザインシステムは組織のあり方（チーム構成）、そして目的によっても様々な形が存在します。そのため、構成要素も構築方法も様々で、「この通りやってください！」というルール決めが難しいです。

研修では一般的な方法と事例を用いて説明されました。

デザインシステムを構築するチームとしては、クライアントとアジケの開発チーム、デザイナーチームで編成されることが多いです。そのため、各チームとの密な連携が必要になります。

デザイナーとしての役割、心構えがどれだけプロジェクトを成功的にゴールインさせることができるか、強調されていました。

研修には若手のデザイナーも多数参加していたので、ワークを実施して実際に手を動かす練習をしていました。

▼ワーク例

（※対象画面はモザイク加工をしています。）

今回の研修は、実際アジケでデザインシステムの構築に携わっている若手メンバーによるものでした。そのため、実践においてのリアルな質問・回答が飛び交っていました。

• 各チーム同士のコミュニケーションの齟齬においての解消方法
• 更新や改修のルール決めの方法
• 作成においての参考資料
• 作成にかかる期間　など

これからデザインシステムに関連するプロジェクトに関わるメンバーも増えていくなかで、実践形式で身になる研修だったのではないでしょうか☺️

今回の研修を通じて、デザインシステムの考え方や構築の手順をメンバー同士で共有することができました。

学んだ知識を日々のプロジェクトに活かしながら、よりスムーズで一貫性のあるデザインづくりを目指していきたいと思います。

アジケは様々な若手研修を通じて、メンバースキルの底上げに注力しています。

今後も、アジケ全体でスキルを高め合える機会を増やしていきます！

▼関連情報

・デザインシステム構築サポート

・デザイン会社アジケが金融業界向け『デザインシステムあんしん運用サポート』を提供開始

・【導入検討チェックリスト付き】デザインシステムを構築する⽅法〜基礎編〜

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