UD(ユニバーサルデザイン)から考えるUX
ユニバーサルデザイン(UD)
Web的な用語ではなく、僕達の生活に非常に身近なデザインのことです。 これは中学生のときの「公民」の教科書で学んだ記憶があります。 それをふと思い出したのです。
できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、建物、空間をデザインすること
これがユニバーサルデザインのコンセプトです。 ユニバーサルデザインにはどんなものがあるのか、有名なもので少し例を挙げてみます。
シャンプー容器 側面ギザギザ状のきざみ
目が開けられない時でもリンスや他のものと区別ができるようになっている。
Suica・PASMOのカードの右下にあるくぼみ
目の不自由な人でもカードの向きが分かるようになっている。また、くぼみの形によってカードの種類も異なる。Suicaのくぼみは「交通系のカード」特有のくぼみ。
電車の色分け
東京都の複雑な路線もわかりやすく。色分けやアルファベットのイニシャルで表示することで外国人でも理解しやすくなっている。
挙げていくとキリがないのですが、 教科書で学んだ当時よりもユニバーサルデザインは増えていると感じます。 今の世の中はユニバーサルデザインだらけですね。 ユニバーサルデザインが生まれた背景なども魅力的な話なのですが、話が逸れてしまいますので割愛します。
UXに生きている。
ユニバーサルデザインをふと思い出したと同時に、 UXってUDのコンセプトも踏襲してるなあと思いました。
使いやすいって嬉しいことだからUXもユニバーサルデザインのひとつになりうるな!と。 誰にでも使いやすいようにするという「愛」が生んだデザインって素敵だなと。 UXにも似たような感覚があるかと思います。 ユニバーサルデザインを思い出すと、素晴らしいUXをつくりだすことはかっこいい仕事だなと思いました。 新しい角度でUXを考えることができました。 皆さんも身の回りにあるたくさんのヒントを見つめなおしてはいかがでしょうか。
アジケでは、高い専門スキルを持ったメンバーが1つのチームとなり、UI/UXデザインからフロントエンド開発まで一気通貫でご支援させていただきます。
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