株式会社 学書が運営する「Kazasu」(カザス)は、学習塾・習い事・学童保育向けの入退室管理システムです。全国1,000団体・2,000教室以上に導入、のべ100万人以上に利用され、10年に渡り運用されてきた実績があります。
保護者向けにアプリも展開しており、子どもが教室に入退室した際の時間や顔写真の通知、教室からのお知らせの配信、イベントの予約など豊富な機能があります。
今回は家事や仕事に忙しい保護者が直感的に操作でき、アプリを通して安心できるよう、アプリのリブランディング、UI/UXデザイン〜フロントエンド開発まで担当しました。
ホームと出席記録のUI
新しいロゴ
学書さまは愛知県名古屋市に本社があり、打ち合わせはもちろん進行はすべてオンラインで完結しました。
状況に応じてツールを活用することで、遠隔であってもコミュニケーションロスのない進行を実現しました。デザインはプロトタイプツールInVisionを利用し手元にあるスマートフォンで画面を確認。Googleスプレッドシートを見れば常に最新の情報がある状態を保ち、複数人がプロジェクトに参画してもスムーズに情報共有ができるようにしました。
リモートでの進行のご感想については 「愛知・東京完全リモートで2プロダクトリリース。いいものができました。」にてご紹介しています。
オンラインミーティングの様子
アプリのリニューアルを支援させていただいた後は、サービスサイトのUI/UXデザイン、ビジュアルディレクションまで担当させていただきました。
便利さや価格感を訴求するものから、サービスを介することで塾と保護者をつなぐ、そんなブランドイメージへと刷新したいとのことでした。
そこで、これまで機能の説明が中心だったサービスサイトをまず動画から始まる構成に変更。再生される映像を通じて「塾と子ども」「子どもと保護者」のつながりがゆるやかに、しかし確実に伝わるようにしました。動画の企画や撮影ディレクションもajikeの担当者がすべて一貫して担当させていただいたので、学書さんの想いや伝えたい世界観をしっかりと表現できるものとなりました。
学習塾での撮影の様子