私たちの原点は
「味気ない世の中」になっていくことへの強烈なアンチテーゼにあります。
私たちは、"人"の生活や感情に寄り添いながら豊かな体験をデザインし、
「味気ある世の中」を創造します。
テクノロジーの進化に比例して、便利さや効率性、
合理性が何よりも追求されるかのような時代を迎えています。
しかし、私たちは「味気ない世の中」になっていくことには
つよいアンチテーゼを抱いています。
合理性や効率性も大事だけれど、人間が感動する手触りであったり
感情を受け止められるゆらぎのような感覚、そういったものをとても大切だと思うのです。
情報の非対称性を埋めるためにITを活用するというのももちろんいいですが、
それだけではやはり味気ある世の中にはならない。
人の感情が動き、人が行動することで「体験」や「経験」が生まれる。
無駄を排除するということではなく、テクノロジーを上手く活用し
自分やその周りの人、またその活動から生まれたものを享受する人たちが豊かになっていく。
そういう味気ある世の中の一端を担っていきたいと思うのです。