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快適なスマホUIを実現する『NUI』の8原則

前回、今後のデバイスでは、NUI(ナチュラルユーザーインターフェース)であることが重要という話をさせていただきましたが、今回は「NUIのエクスペリエンスを成功させるための原則」を紹介いたします。
優れたNUIを実現するために、「NUIの8原則」というものが定義されていますのでひとつずつ見ていきましょう。 

Principle of Performance Aesthetics

『インタラクション自体が美しく心地良いこと』
ここちのいい動きがユーザーにより良いエクスペリエンスや楽しさなどを与えます。
技術的にも多くのことが可能となってきていますのでこだわりを持って制作したいですね。

Principle of Direct Manipulation

『マウスやキーボードなどを介した間接操作ではなく、直接操作できること』
タッチスクリーンやジェスチャーなどにより、ユーザーは直接的な操作をするので、その点を考慮したものが求められます。

Principle of Scaffoldings

『一度にすべてのオプションを提示するのではなく、ユーザー行動に対応して、次のインタラクションを適切に/徐々に示すこと』
特にスマートデバイスは表示範囲が狭いため、適切な情報量であったり、情報の出し方を洗練させなければなりません。

Principle of Contextual Environments

『コンテキスト/環境の変化に対応して、次のインタラクションを適切に示すこと』
スマホなどのモバイルデバイスでは様々な利用シーンが考えられます。
例えば、出先で複雑な操作を求められてしまうと挫折する可能性が高まりますので可能な限り簡易的なものにする、というような考慮が必要です。

Principle of Super Real

『インタラクションが「超」リアルである/とても自然であること』
タッチなどの操作方法は、仮想のオブジェクトを直接操作しているような感覚も与えるので、その感覚がより伝えられるような工夫が求められます。

Principle of Social Interaction

『機械やシステムを操作するという感覚ではなく、ソーシャルなインタラクション/人とのつながりに重きをおくこと』
モバイルデバイス自体が人をつなげるものであると同時に、一つの端末に複数人集まってゲームをする、というようなシーンなども考えられるため、この考え方も重要視されます。

Principle of Spatial Relationships

『アイコンのような情報代替表現を用いるのではなく、そこに存在するもの/オブジェクト自体が情報であり、オブジェクト間に空間的な関係性があること』
当然ながらアイコンに頼ってしまうとGUIのままになるため、まずはこの考え方から脱却しなれければなりません。

Principle of Seamlessness

『操作をするうえで、シームレスな感覚をユーザーにもたらすこと』
直接操作するがゆえに何か引っかかる部分があるとストレスを伴いユーザーの評価が下がってしまいます。

さいごに

これをらすべて満たせば絶対に優れたNUIになるということではありませんが、迷う部分があったり、制作し終わった段階で見なおしてみると、よりブラッシュアップできるのではないでしょうか。

※参考
モバイルフロンティア (The Mobile Frontier)

servi

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