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【初級編】苦手な人でも簡単にイラストが書ける!?Illustrator便利機能

はじめまして。今年の2月からデザイナーとしてアジケに入社した原です。
前職が紙媒体のため、Webについての知識がほぼ皆無という状態で入社しました。
現在は少しずつコーディングの勉強もしながら日々の業務に励んでいます。

さて、今回はその前職で学んだIllustrator(CS4〜)に関する便利な機能を3つほどご紹介していきたいと思います。苦手な人でも簡単にイラストが描けるようになるかもしれません。

段落設定

その名の通り段落を設定できるのですが、テキストではなく図形の段落設定なんです。

例えば…

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上記のように黄色の図形の中に15個四角形を作りたいとします。

20140605-2
黄色の図形を選択して【オブジェクト】→【パス】→【段落設定】

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段落設定画面が表示されます。今回入力した部分は
【行】「段数5」「間隔10」【列】「段数3」「間隔10」です。
※高さを入力すると間隔は指定できなくなります(高さから間隔の数値を計算してくれます)

黄色い図形の中に均等に15個四角形が作成できました。
決まったサイズの中に均等に図形(ただし四角形に限る)を作成したい時に非常に便利です。
他にも様々なことに応用可能ですので、ぜひ使ってみてください。

パスファインダー

みなさん、パスファインダーをご存知でしょうか?
Illustratorをよく使用する人にはなじみのこの機能ですが、あまり使ったことがない人には名前からしてよくわからない機能ですよね。
さて、そのパスファインダーの用途ですが、主に図形の「合体」「分割」を行うツールです。
具体例を見てみましょう。

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上記に2つの図形があります。

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2つの図形を重ねて、「合体」してみましょう。

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重なり合っていた図形の輪郭が「合体」し、2つあった図形が1つになりました。

さて、この機能ですがさらに便利な機能があります。
それは「複合シェイプ」機能です。
それではまた「合体」してみます。

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お気づきでしょうか?パスファインダーの「拡張」ボタンが表示されました。

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画面上では変化のない図形ですが、実はちゃんと「複合シェイプ」という状態で「合体」されているんです。(操作は、キーボードの「alt/optionキー」を押しながら「合体」をクリック)

ではなぜ、前者の「合体」と違って1つの図形にならず、「拡張」ボタンが表示されたのでしょうか?

それではまず、先ほどの「合体」との違いを説明します。
前者の「合体」は1度操作すると1つの図形になってしまい、元に戻すことができません。
しかし、後者の「合体」は「alt/optionキー」を押したことで「解除」のできる「複合シェイプ」という状態になりました。
さらに表示された「拡張」ボタンをクリックすると、前者の「合体」と同じ状態にすることも可能です。つまり「解除」という選択肢が1つ追加されたということですね。

この機能の便利な点は「合体」の状態で様々な効果をかけることができ、なおかつ「合体」した片方の図形だけを動かしたり、「合体」前に戻すことができるという点です。便利ですね。

複合パス

先ほどの「複合シェイプ」と名前が似ていますね。
どういうものか、詳しく見てみましょう。

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左が「複合パス前」、右が「複合パス後」です。
家のイラストの「窓」の違いにお気づきでしょうか?
右の「複合パス後」は窓の向こう側にネコが見えます。
つまり、図形のパス同士を複合(合成)したということです。図形というのは、パスとパスをつなぎ合わせてできています。それにより、中(塗り)や外(線)に色を付けることができます。
ちょっと複雑なので下記を見てみてみましょう。

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1番左の円形は黄緑の円の上に橙色の円が重なっている状態です。
【オブジェクト】→【複合パス】→【作成】を選択します。
橙色の円を複合(合成)した黄緑の輪ができました(中央)。
橙色の円を複合(合成)することによって円の中央に穴が空いたリング状の図形になりました。(右はもともとリング状の図形です)

これは橙色の円のパスと黄緑の円のパスが同じ図形のパス同士になったことを意味します。
もちろん解除することもできるので、ホントの意味で同じ図形になったわけではありませんが…。フォントの制作もこの複合パスを利用して制作されています。

複合パスは「合体」と似ていますが、大きく違うのは「合体」はパスごとすべて取り込んでしまう点です。
下記を見てみましょう。

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左が「合体」した円です。重ね順が上の橙色が優先されて色が橙色になりました。

余談ですが、パスファインダーには他にも「中マド」という機能があり複合パスとよく似ていますが微妙に違いがありますので、用途によって使い分けることが必要です。

様々な機能の違いを理解していれば、イラストを描くときなど大変便利ですので、ぜひ1度試してみてください。

以上、アジケ・デザイナー 原でした〜

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